日本の製造業・ITを牽引する電機大手6社。 「技術立国・日本」を支える彼らの給与水準は、全産業平均と比較してどれほど高いのか? 最新の有価証券報告書データをもとに、平均年収、年齢、そして「時給換算」でのパフォーマンスを徹底比較します。 結論、この業界は「全産業平均より100万円以上稼げる」勝ち組セクターです。

電機・IT業界の年収ランキング(vs 全産業平均)

平均年収の比較表

全産業平均が857.8万円であるのに対し、電機業界は全社がそれを上回っています。

電機・IT大手6社年収ランキング(2025年期)
順位 企業名 平均年収 全産業平均との差 平均年齢 推定時給
1位 ソニーグループ 1,118.4 万円 +260.6 万円 42.5 歳 5,260 円
2位 日本電気(NEC) 963.1 万円 +105.3 万円 42.6 歳 4,370 円
3位 日立製作所 961.4 万円 +103.6 万円 42.6 歳 -
4位 パナソニック HD 956.2 万円 +98.4 万円 44.0 歳 -
5位 富士通 929.1 万円 +71.3 万円 43.1 歳 4,300 円
6位 三菱電機 869.5 万円 +11.7 万円 41.3 歳 3,940 円
- 全産業平均 857.8 万円 - 42.1 歳 -

※全産業平均はCareer Reveal掲載企業の平均値です。日立、パナソニックは残業データ非公表のため時給算出なし。

💡 Career Reveal編集部の分析

ソニーが頭一つ抜けていますが、注目はNECの躍進です。前年の880万円から一気に80万円以上アップし、日立やパナソニックを抜いて2位に浮上しました。 また、最下位の三菱電機でも全産業平均を上回っており、業界全体として極めて高い給与水準を維持しています。

【独自試算】時給換算ランキング

「年収÷(所定労働時間+残業時間)」で算出した、実質的な「時給」比較です。データが揃っている4社で比較します。

順位 企業名 推定時給 残業時間 評価
1位 ソニーグループ 約 5,260 円 22.2時間 稼ぎも効率もNo.1。圧倒的王者。
2位 NEC 約 4,370 円 23.7時間 高年収×標準残業で効率良し。
3位 富士通 約 4,300 円 20.2時間 残業が少ないため、時給は高い。
4位 三菱電機 約 3,940 円 23.7時間 年収額の差がそのまま時給に。

※日立製作所、パナソニックHDは残業データ非公表のため除外。所定労働時間を月155〜160時間と仮定して算出。

💡 Career Reveal編集部の分析

ソニーグループが時給5,000円超えで他社を圧倒しています。年収が高いだけでなく、残業も22.2時間と抑制されているため、効率性が抜群です。
NECと富士通は時給4,300円台で拮抗しています。NECは年収総額で、富士通は労働時間の短さでそれぞれ強みを持っています。

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主要6社の年収事情と昇給トレンド

ソニーグループ:圧倒的王者

唯一の1,100万円台かつ時給5,000円超。役割等級制度により、若手でも成果次第で青天井に稼げる環境です。

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NEC:爆発的な昇給

前年比+83万円。ジョブ型導入と賃上げにより、一気にトップクラスの待遇へ躍り出ました。今、最も勢いのある企業です。

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日立製作所:安定の高水準

961万円。ジョブ型が定着し、高止まりで安定しています。長期的に高収入を得たい人に向いています。

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パナソニック HD:ベテラン厚遇

956万円。平均年齢が44歳と高く、年功的な要素と役割給が組み合わさった安定型の給与体系です。

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富士通:効率重視の900万

929万円。残業が月20時間と極めて少ない中でこの年収は、時給換算(4,300円)でNECに匹敵します。

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三菱電機:若手と伸び代

869万円。平均年齢が41.3歳と最も若く、これから給与が上がるフェーズです。前年比でも大幅増となっています。

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【面接対策】年収・評価について聞く「逆質問」例

「ジョブ型」がキーワードです。成果と報酬の連動について聞き出しましょう。

Q. ジョブ型評価の運用実態について聞く

「ジョブ型人事制度への移行が進んでいると伺いました。年齢や年次に関わらず、高い成果を上げた社員が抜擢されたり、報酬面で大きく報われたりする具体的な事例は増えていますか?」

💡 ポイント:実力主義への意欲を見せつつ、制度の形骸化がないか確認できます。


Q. 専門職のキャリアパスについて聞く

「マネジメント職だけでなく、高度専門人材(Expert)として報酬を上げていくキャリアパスに関心があります。エンジニアとして技術を極めることで、どのような評価や処遇が得られるのでしょうか?」

💡 ポイント:スペシャリストとしての貢献意欲をアピールできます。

まとめ

電機・IT業界は、全産業平均を大きく上回る「1000万円プレイヤー」を目指せる業界です。

  • 「とにかく最高額&効率」なら、ソニーグループ(時給5,260円)。
  • 「伸び代と勢い」なら、NEC(上昇トレンド)。
  • 「短時間で賢く稼ぐ」なら、富士通(残業少×高年収)。

額面の金額だけでなく、残業時間や制度(ジョブ型)とのセットで検討し、自分に合った「稼ぎ方」を選びましょう。

一次情報(公式資料へのリンク集)

富士通株式会社

パナソニック ホールディングス株式会社

ソニーグループ株式会社

株式会社日立製作所

三菱電機株式会社

日本電気株式会社